ザ・ノンフィクション感想

ザ・ノンフィクション2022年7月3日(日)放送人力車に魅せられて ~夢と涙の浅草物語~をみて

アツシは歌手のメジャーデビューしたり(おそらくユニバ)歌の仕事したり、母親のために家を支えたり、よくやってる
チワワみたいな顔してイケメンだし
人力車で何度も検定おちてもトイレ掃除しながらトライ続けてるし
周りのひとも熱い、必死にアツシを応援している
じゃあなぜアツシは人力車検定に受からずやめてしまったのか
実は登場人物だれもわるくない
わるいのは「伝統」だ
熱い想いをつたえれば能力がアップするという昔ながらの伝統、日本のお家芸、刷り込み、精神論、最新科学の兵器に竹槍と特攻で勝てると勘違いすること、うさぎ跳びをやれば精神も肉体も強くなるというスポ根、、色々言い方は違えどこれが日本の足を引っ張っている
こんな愚かなことが今日も日本中でおこなわれているのだ、そして当人達はこれに気づいておらず、むしろよかれと思っているのだ

「30分コースと45分コースがある、客に42分といわれたら、必ずそれより少ない30分コースにすること」
「交差点前のこの吉野家とおるときに後方確認すること」
「客には、安全運転優先ですので、会話がとぎれてもご安心ください、とあらかじめ言うこと」
「客をほめる、社長今日も髪型いけてますね、とか先輩今日もかっこいいっすとか。これはお世辞ではなく、あいさつと同じ人間関係の潤滑油」
などなど具体的で細かいハック(工夫)を一つずつ一つずつ積み上げればよいのだ
精神論ではなく合理性のあるハック(工夫)を覚えるだけでよいのだ

昨今電力不足だ、少子高齢化だ、と日本は問題が山積み
しかしそこを熱中症になるでクーラー我慢して仕事や勉強の効率落とすとかもこれと全く同じ
たとえば深夜のテレビは、緊急ニュース以外はやめる、これで電力も確保できるし日本人の睡眠不足にも貢献できる